農福連携×養蜂から始まる特産品開発
~自社農園の原料を使った「フルーツビネガーソース」を6次産業化~
楽ワーク福祉作業所は自社で生産した県産蜂蜜とパッションフルーツを使ったフルーツビネガーソース琉球百花美ら酢(パッションフルーツ)を2月12日に琉球新報社1Fで開催される「2020おきなわ島ふーどグランプリ」 へ出品いたします。
概要はつぎの通りです。
私共、楽ワーク福祉作業所は南城市玉城で障がいを持っている方と共に農業を行う「農福連携」を行っています。その中で、3年程前より農場でミツバチを飼育し砂糖水の餌やダニ駆除の薬剤を使用しない自然養蜂を行い「百花はちみつ(琉球百花はちみつへ改名)」を生産。2018年に地元南城市が開催する南城セレクション2018にも選定していただき、地域の特産品として販売させていただいています。
2019年度の新たな取り組みとして、沖縄県の開催する6次産業化人材育成活性化事業の支援を受け、自社農園で採れる蜂蜜とパッションフルーツを使用したフルーツビネガーソースを開発。パッケージデザインを岩手県のデザイナー五日市知香さんに依頼し、福祉色とは一線画した地域を代表できるような商品づくりを行ってまいりました。
農福連携の一環として6次産業化、特産品開発を行うことは働く障がい者の所得向上やモチベーションアップにもつながることから近年全国的に注力されてきている取り組みです。また、バリエーション商品として県産イチゴ「八重瀬ダークベリー」、がらまんファーム(うるま市)の自然栽培生姜、八重瀬町のシークヮーサーを使った美ら酢(全4フレーバー)も販売することが決まっています。私たちは農福連携の特産品開発を通して地域の農業資源を生かしていくことに取り組んでまいります。
製品開発の成果発表の場として琉球新報社1Fで開催される「2020おきなわ島ふーどグランプリ」へ商品を出品。その後、デパートリウボウ2F樂園百貨店(期間限定販売)や世界遺産斎場御嶽の入り口にある南城市地域物産館で販売いたします。この機会に多くの県民の皆様に農福連携の新たな取り組みを見て、食べて、感じていただければ幸いです。
【 2020おきなわ島ふーどグランプリ】
■開催日時:2020年2月12日(水)午前11時~午後7時
■会 場:琉球新報本社1Fエントランスあじまーる
■入 場:無料